弁護士費用特約がなくてもむちうちについて弁護士に相談すべきですか？

弁護士費用特約が付いていなくても、交通事故でむちうちになってしまった場合、弁護士に相談した方が良いケースがあります。

例えば、①非常に症状が重く、後遺障害になるかもしれない場合や、②過失割合がなく（又は少なく）、賠償金額の提案があったときです。

以下ではそれぞれについて詳しく説明します。

交通事故でむちうちになってしまったが、その症状が重く、後遺障害になるのではないかと疑われる場合には弁護士に相談すべきです。

例えば、ノーブレーキで追突されたり、青信号で走行中に赤信号無視の車にぶつかられたり、バイクに乗っていて事故の時に投げ出されて地面にたたきつけられたような場合には、医師の判断で骨折がない単なる「むちうち」であったとしても弁護士に相談した方がいいと言えます。

なぜなら、大きな交通事故でむちうちになってしまったような場合には、事故の初期の段階で弁護士に相談し、適切な通院方法や医師の対応方法、証拠の確保を行うことによって、残ってしまったむちうち症状について後遺障害が認定される可能性があるためです。

むちうちの症状は、骨折などとは違い、医師であっても本人の痛みの程度やその原因を明らかにするすることが難しいものになります。

そのような症状について、きちんと後遺障害の認定を受けるためには、事故から間もないタイミングで弁護士に相談をしておいた方が良いと言えます。

過失割合がなく（又は少なく）、賠償金額の提案があったときには、その賠償金額が妥当かどうかを確認するために、弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士事務所によっては、相手方の賠償金額が妥当か否かの確認をするだけであれば無料で受け付けてくれる事務所もあります。

そのような事務所に相談し、弁護士費用を払っても得になるのであれば依頼を検討し、損をしてしまうようであれば相談のみ使用して終了にすることを考えても良いでしょう。

弁護士法人心では、交通事故のご相談については初回無料（原則として2回目以降も無料）で対応させていただくことができますし、相手方保険会社が提案してきた賠償金額についてその妥当性を無料でチェックさせていただく示談金チェックサービスを用意しております。

交通事故のむちうちでお困りであるものの、弁護士費用特約が付いていないという方も遠慮なくご相談ください。