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子どもがむちうちになったら

  • 文責:弁護士 上田佳孝
  • 最終更新日:2023年3月9日

1 交通事故で子どもが怪我をしたら

交通事故でお子様がお怪我をされた場合には、本人が痛みを訴えていなくても、少なくとも1度は事故からできるだけ早いタイミングで病院へ通院させるようにしてください。

むちうちなどの症状は、事故後しばらく経ってからわかることも多く、さらにお子様の場合には自分の痛みや身体の不具合を上手に伝えられないこともあります。

事故後しばらく経ってからおかしいと思って通院をしたときには、その症状が事故によるものかがわからず、保険会社からの補償を受けられなくなってしまう場合があります。

そのため、できるだけ早いタイミングで医師に事故にあったことを相談して、診察を受けるようにしてください。

2 子どもがむちうちになった場合に気を付けるべきこと

お子様がむちうちになった場合には、ご両親が医師の診察に付き添うなどして、本人の身体の不具合をしっかり医師に伝えるようにしてください。

お子様が上手に症状を伝えられないと、医師から身体は治ったと判断されて、身体に痛みが残っているのにも関わらず、治療終了と判断されてしまうことがあります。

また、一般的に小さいお子様については身体が柔らかく回復力があると考えられているので、保険会社としても大人よりも短い期間で治療の打ち切りを打診してくることがあります。

治っているのであれば、もちろん治療を終了しても良いのですが、もしまだ身体の不具合が続いているようであれば、保険会社にもしっかりその旨を伝えて治療を支払い続けてもらえるようにお話をする必要があります。

3 子どものむちうちでお困りの方は

大事なお子様の身体に支障が残ってはいけないので、もし交通事故でお子様がお怪我をされた場合には、早いうちに弁護士までご相談ください。

当法人では、交通事故を集中的に取り扱う交通事故チームの弁護士が、お子様の通院中から、通院方法についてアドバイスをするなどサポートをさせていただくことができます。

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